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穴澤雄介年表


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音楽家時代~1~

◆1995年◆

いよいよ社会人、プロミュージシャンとしての活動開始。と、張り切りましたが…。

思うように音楽の仕事を取ることはできませんでした。

本当に小規模の、仕事なんて言えないくらいの演奏が1ヶ月に2本あるかないか。

生徒さんがほんの数人…。これでは話にならないと思いましたね。

精神的にも、かなり落ち込みました。

この年、ジャズ系やポップス系のバンドに加え、自作曲(当時は室内楽を書いていました)を中心に演奏するためのアンサンブルも組みました。

「第8回市川新人演奏会オーディション」に合格(自作自演による合格者は初)。

◆1996年◆

音楽の仕事があまりにも少ないので、就職活動をしてみることに…。

9時から17時までは職業訓練校に通い、17時以降と土日に音楽活動という日々。

しかし、この年の6月、ついに父の会社が倒産。そして父は何も告げぬまま夜逃げ。


私は債権者に取り囲まれ、大変な思いをしましたですよ。

家を失い、およそ2カ月間、あちこちを転々とした後、どうにか4畳半のアパートに落ち着きましたが超貧困。

着る物にも食べる物にも苦労し、体重は49kgにまで落ち、がりがりにやせ細りました。

アパートに住み始めてからは職業訓練校にも再び通い出したものの、結局就職は出来ずじまい。

まさに本当の本当に崖っぷちに立たされました。

もう意地でも音楽でどうにかするより他に、生きて行く手段はないのだと…。

◆1997年◆

極めて小規模の演奏機会をも逃さず、増やして行くことを目的に、ヴァイオリンソロでのパフォーマンスを研究し始めました。

加えて、最小のユニットであるデュオでの活動にも力を入れました。

本当に少しずつですが、仕事が増えてきました。

「どうにか音楽で食べていけるかもしれない」と感じ始めます。

また、松平頼暁先生に作曲を教えていただくこととなり、室内楽作品に加えて、シアターピース作品など、実験的な音楽も作曲するようになりました。

初めて全編自作自演による演奏会を「ティアラこうとう」にて開催。

しかし当時は、まだ作曲した作品が収入に結びつくことはありませんでした。

◆1999年◆

ギターとのデュオ「JUNIPER」(ジュニパー)にて、様々なジャンルのバラードを集めたCDアルバム「sincerly yours」をリリース。


私にとって初めてのCDとなりました。

これをきっかけに、演奏の仕事が明らかに増え始めました。

アイリッシュ音楽をレパートリーにし始めたのも、この頃からです。

◆2000年◆

フルート、ピアノとのトリオ「アートアンサンブル・青の会」にて、自作の室 内楽曲を集めたCDアルバム

「山紫水明」をリリース。環境ビデオ「癒来木」の音楽を担当。

◆2001年◆

ディズニーソングの名バラードを集めたCDアルバム「sincerly yoursⅡ」をリリース。

この年、ほんの少しの光覚を残していた左眼も、完全に見えなくなりました。

切なさはございましたが、「もうこれで目のことで戦わなくてもよいのだ」と思うと、逆にすっきりしましたね。

◆2002年◆

地方公演なども増え始め、演奏家としての仕事が安定してきました。

作曲においては、室内楽作品やシアターピース作品を書かなくなって行く一方

朗読に合わせて演奏するための楽曲を作る機会が増えました。

作曲の存在が、演奏の仕事を支えるためのものへと移行し始めたのがこの頃です。

◆2004年◆

1月のある日、夜中に急激な体調不良に襲われ、救急車で病院へ。

ずっと見て見ぬふりをしてきた心臓が悪化していました。「手術を受けなければ1年以内に突然死する」と医者に宣告され

6月下旬に3回目となる心臓の手術を受けることを決意。

手術は成功と思いきや、翌日には肺付近で出血。

またすぐに開胸することになるなど、これまでの中で一番ハードな手術ではありましたが、無事に社会復帰。

体力的に少々無理をしましたが、退院1ヶ月後から地方公演も含めて全面的に演奏活動を再開させました。

ガット・ギターとのデュオ「Noche & Monte」(ノーチェ・アンド・モンテ)にて、ラテンジャズを中心に収録したCDアルバム「いくつかの星空のために」をリリース。

朗読CD「柴又物語」の音楽も担当いたしました。

 

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